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館山市 木と漆喰の家

 外装は深い軒の出や付け柱、内装は杉・漆喰などで仕上げた和風住宅

館山市 新築 木と漆喰の家 001 (建築形態) 新築一戸建て
(意匠志向) 和風
(躯体構造) 木造軸組工法2階建て
(建築面積) 約26.5坪
(延床面積) 約39.0坪
(部屋構成) 4LDK+納戸
(建主世代) 30~40歳代


外装デザインは、和風でつけ柱をつけたいという具体的な希望がありましたのでそれに沿った デザインです。
土地の3方向に道路があるという条件を利用して、軒の出を1m弱に設定することができました。
上の屋根が高い位置にある窓にはすべて霧除け(小庇)をつけていますので、夏の日差しや小雨時などの雨の侵入を少なくを抑えて快適な室内環境づくりに役だちます。
間取りは実用重視。各所に収納を設けて、将来確実に増えてくる物の収納場所を確保しています。 
日本の伝統のいい部分を引き継いだ、新しい感覚の和風住宅です。


館山市 新築 木と漆喰の家 001 南西側から見た写真です。
建物を見上げる感じになると深い軒の出が強調されて建物が大きく見えます。
1階2階共に大きな窓には雨戸をつけ、強風や強雨による、耐風性や防密性をあげたり、冬の強風による窓面の熱効率の悪化などに備えています。
館山市 新築 木と漆喰の家 002 南面です。
西風が特に強い場所なので、ドアでなく引戸の玄関にしました。高さを押さえた玄関の屋根は玄関周りを濡れにくくする意味も持っています。
館山市 新築 木と漆喰の家 003 夜景です。
いつもどおり色調を統一して、雰囲気のいい夜景を作っています。
館山市 新築 木と漆喰の家 005 玄関の写真です。
玄関部分には腰壁をつけています。床はしっかり赤みの入った杉材です。
30cm角の大きなタイルは重厚感を持ちながらすっきりした仕上がりになっています。
館山市 新築 木と漆喰の家 006 和室です。
床の間と仏壇や神棚を収めるスペースを備えています。
客間や寝室、家事室などに使える多目的な部屋です。
館山市 新築 木と漆喰の家 007 リビングです。
畳敷きのくつろげる8畳の和室です。
館山市 新築 木と漆喰の家 008 ダイニングからキッチン方向を見ています。
カウンターの下はすべて収納スペースで棚板をつけて自由に使えます。
居間とは9尺間口の3枚引違戸でつながっているのでドアをすべてはずすとLDを一体化して使えます。
館山市 新築 木と漆喰の家 009 キッチンです。
安定した人気の対面式。
システムキッチンでメーカーはタカラスタンダード。清掃性の高さが特徴です。
勝手口は引戸で、大きい開口部を確保できるものをつけました。
別体の網戸式なので全開状態にすると通風が良くなります。
館山市 新築 木と漆喰の家 010 階段下収納です。最大限のスペースをとっているので奥までしっかり使えます。
天井は設けず階段面もむき出しにすることで、最大限の収納能力を確保しています。
館山市 新築 木と漆喰の家 011 トイレです。男性にとってあると便利な小便器を設置しています。
小さなカウンターと小さな手洗いつきです。
ドアには照明の点灯状態をはっきり確認できる大き目の三角窓をデザインしています。
館山市 新築 木と漆喰の家 012 トイレです。
小便器のついている部屋の奥に洋式便器の便所を設置しました。
大きな突き出し窓は、採光も良く視線を止めながら換気もできます。
館山市 新築 木と漆喰の家 013 洗面脱衣室です。
床が濡れやすい部屋なのでウレタン塗装品の床板を使っています。
通風を考えて洗濯機置き場前の窓はオーニング窓で開口部がすべて通風に使えます。
館山市 新築 木と漆喰の家 015 階段です。
通風と採光を兼ねる大きなオーニング窓を設置。
おかげで廊下が安定した明るさを保持できています。
1階・2階の南側から入った風はこの窓を抜けて北側に出て行きます。
館山市 新築 木と漆喰の家 016 2階廊下です。
階段に設けた大きな窓によって南側の窓が遠いのに明るいスペースになっています。
施主さんのご希望で歯磨きなどが出来るように洗面台を設置しました。
奥の三角窓のついたドアはトイレ、その横に4.5畳の納戸があります。
館山市 新築 木と漆喰の家 017 2階寝室です。8畳の大きさがあり、収納も2間幅(約3.5m)の1坪分。
布団で寝るために畳敷きです。机や鏡台などを置けるように、手前の2畳分には床板を貼っています。
館山市 新築 木と漆喰の家 018 2階の子供室です。6畳+机置き場で7畳弱の広さがあります。畳1畳分の収納つきです。
同じ大きさの部屋がもうひとつあります。

 この家の敷地は特に低地というわけではないのですが、末端のの排水路の関係で豪雨による異常な増水が起こった時には、もしかすると床下などへの浸水もありえるのではないかという相談がありました。  そういった不安に対し、ぱっと見ただけでは見えないのですが、基礎の設置高さを少し高めにしたり、風窓ではなく基礎パッキン構造にして水の進入高さを上げるなどの工夫をしてあります。
また、万が一床下浸水してしまった時でも、スムーズな水抜きが出来るような対策もできています。

 お施主さんとは1年以上の期間をかけて勉強しながら設計を行いました。
さまざまな知識を身につけながら、建築に興味を持ってもらい、いろいろなことを見ながら考えて計画を進めていくことで建築に目が行くようになります。 
 目が行くようになると視野が広がり、いろいろな考えやアイデア、好みが浮かんできます。 計画から完成までを短期間で済ませてしまい、建物が完成した頃に視野が広がってくるよりも、いろいろなことを検討しているので後々「こうすればよかった。」と言うのが少なくてすむと思います。
 一生に一度であろうマイホーム造り。じっくり腰を据えて楽しみながら造っていくのもいいと思います。
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